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2007年06月22日
【土地白書と賃貸住宅需要】
1.平成19年版土地白書
不動産投資の活発化により三大都市圏や地方の中心都市で地価が上昇していることが、国土交通省が8日に発表した平成19年版土地白書(18年度土地に関する動向、19年度土地に関する基本的施策)で明らかになった。
その要因として、利便性や収益性の高い地域での土地需要の増加や土地に対する意識が変化したこと(利用価値を重視)を指摘している。
不動産証券化の市場が活発であり、土地需要の増加は主に不動産の金融商品化の進展が原因とみられる。同書によると、上場企業の不動産取引のうちJリートまたはSPCが買い手になる割合は年々増加。昨年度は買い手の約7割がJリート等であり(売買価格ベース)、取得地は東京都心だけでなく地方圏にまで広がっている。
昨年度の不動産証券化の実績は7兆8千108億円であり、前年度比12.7%増と大きな伸びを示している。
証券化不動産の用途別資産額割合は、オフィス30.8%、住宅22.8%、商業施設15.9%、ホテル3.5%、倉庫1.4%。不動産証券化というとひと頃は事業用不動産が連想されていたが、住宅が占める割合は確実に大きくなってきている。
また、同書は土地に関する今年度の基本的施策として、低・未利用地等の有効活用の促進、良好な居住環境の形成、不動産投資インデックスの整備等を掲げている。
土地白書はこちら
国土交通省は8日、不動産の証券化実態調査の結果を発表。
要点は上記白書に収録されていますが、証券化に特に関心のある方は、こちらもご覧ください。
2.賃貸住宅需要は減少する?
賃貸住宅が今後も若年層(40歳未満)をターゲットにし続けた場合、流入人口の多い東京都でも5年ごとに2%、全国ベースでは5年ごとに5%から6%(約40万世帯)の需要減少が続くと予想される。
これはニッセイ基礎研究所が1日に発表した「世帯構造の変化と賃貸住宅需要」のレポート。
30から34歳の世帯数は、平成12年から17年に38万世帯増加したが、22年には42万世帯の減少になると予測。
家族類型別にみると17年に増加した世帯の圧倒的多数は70歳以上の高齢世帯であることから、高齢者を十分に取り込めていない賃貸住宅市場は、若年世帯減少の影響を強く受けると考えられる。
そこで同レポートは上記のような需要減少に至ると分析している。なお、需要の増加に向けた指摘は次の通り。
・40歳以上の年代の「単身世帯」や「1人親とこども世帯」
「夫婦のみの世帯」などの賃貸住宅居住比率を高めることが不可欠である。
・特に、世帯数の増加が著しい70歳以上の高齢者世帯の取り込みは非常に効果が高いと考えられる。
・同じ「単身世帯」でも、20歳代と40歳以上、そして70歳以上では、所得、居住場所、居住面積、生活スタイ ルなどが大きく異なるため、ターゲット層の違いを明確に 認識したマーケティングが必要になるだろう。
賃貸住宅の建築企画や管理に携わる方は、次のページからレポートをご一読ください。
http://www.nli-research.co.jp/report/misc/2007/fudo070601.pdf
http://www.mlit.go.jp/hakusyo/tochi/h19/h19tochi_.html
(財)日本賃貸住宅管理業協会ホームページより抜粋。
【関連サイト】
●飯島興産ホームページをご覧ください。
●社長コラム
●不動産コーディネーター 飯島 誠のブログ
●賃貸OL日記(賃貸営業レディーの奮闘日記)
●一人暮らし応援サイト(賃貸サイト)
投稿者 飯島 : 2007年06月22日 21:41

