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2007年02月18日
「収益物件の判断材料」不動産コーディネーター 飯 島 誠
朝から雨、そして寒かったですね。
天候の影響で午前中に予定していた現場での打合せがキャンセルとなり大幅に予定がずれてしまいました。
午前中打合せがキャンセルとなったとは言え、売却相談の物件をいくつか見て回れたのは収穫でした。
売却相談が増加していますが、自宅の売却もあれば、アパートなどの収益物件の売却相談も多くいただいております。
アパートなどの収益物件もかなり多いということはあまり知られていないようです。
藤沢市だけを見ても20数件は販売されているんですよ。
ただ、問題なのは収益物件の価格の捕らえ方に理解を苦しむときは非常に多いのも事実ですね。
たとえば、中古のワンルームが売却に出されていたとします。
間取り1Kが10世帯、賃料月額5万円、満室で建物面積が60坪・土地80坪、築10年とします。
通常、不動産会社の査定と言うのは、土地が1坪いくら、建物が減価償却でいくら、と算出します。
このケースを土地1坪100万円、建物1600万円(アバウトです。)とすると、9600万円となり、諸経費約600万円を足す1億200万円となります。
この9100万円で売れるのかどうか判断してみましょう。
それでは、今までの数値を使って投資分析を使って計算して見ます。
この場合、賃料が5万円ですので月額50万円、年間600万円ということです。
①GPI:600万円
②空室損(5%として)▲30万円
③EGI:570万円
④Opex(運営費) ▲120万円
⑤NOI 450万円
とここまでは先程の状況で判断することができます。
ここからなのですが、購入する為には銀行などで融資を利用しますね。
融資を利用する場合、投資の安全を図るために融資の支払いの安全率として債務回収比率(DCR=NOI/ADS)という指標を使うのです。
このDCRが1.3以上確保する大事であり、この1.3を確保できない場合、融資を利用すること自体難しくなっています。
と、言うことは、NOI450万円÷ADS○○○万円ですから逆算すると、450万円÷1.3=346万円となりますので、年間支払額346万円、年利3%、期間30年ですと約6800万円が上限と言ったところでしょうか。
以上から自己資金は、1億200万円-6800万円=3400万円となります。
よって、このケースで求められるものは、年間のCF(キャッシュフロー)は450万円-346万円=104万円となり、自己資金からの利回り(CCR)は、104万円÷3400万円=3.05%
これが都内23区であれば面白いかもしれませんが、この地域ですと難しいのではないでしょうか。
この地域の利回りが6%とすると、自己資金は1700万円、そして売買価格は8500万円まで下がることになるわけです。
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投稿者 飯島 : 2007年02月18日 20:31

