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2006年03月24日

「単利と複利そして不動産管理士」不動産コーディネーター 飯 島 誠

財務省より、国債、借入金、政府短期証券を合計した「国の借金」の2005年12月末の残高が813兆1830億円になったとの発表がありました。

昨年の9月末から14兆1628億円増えて800兆円を突破し、過去最大を更新したようです。

総務省の推計人口(1億2773万人)で割ると、生まれたばかりの赤ちゃんも含め国民1人当たり約636万6000円の借金を抱えている計算です。

しかし、ものすごいスピードにて借金が増えていきます。

昨日は、地価公示の発表にて地価があがったと盛り上がっていたのに、今日は借金の発表でまた、盛り上がるのでしょうか。

この「国の借金」の話題が出るたびに、思うのですが「人口ひとり当たりにして○○○万円」と言いますが、その時にこの金額を支払った場合には、所得税・住民税や相続税が10年間無料になるとかないのでしょうか。

そのようなことが現実になれば、結構、支払う人はいるのではないでしょうか。

まぁ、冗談ですが、このままだといくらまで借金が膨らむのか不安ですよね。

これは、借金の話ですが、逆に預金が膨らんで行くのはいいものですよね。

それでは賃貸事業においてはどのようにすればよいのでしょうか。

まず、単利と複利の違いってご存知でしょうか。

私が、ブログでよく話題にしているIREMのセミナーでは、単利と複利の違いの基礎的部分からみっちり勉強させていただくのですが、今日は、私が覚えた部分をご紹介してみます。

単利とは、元本に対してのみ利息がつくことです。

100万預けて1%の単利だと翌年から101万、102万、103万、10年経っても110万なのです。

株の投資で考えてみますと、100万円の株価のものを所有しているとして1万円の配当が出ます、そうすると、私は、1万円使ってしまうのです。(税金は考慮せず。)

その後、株価は維持していると考えて、翌年以降も同じことの繰り返しが続くと考えてください。

私は、毎年1万円使っています。当然、元本が保証されていても資産は増えるはずもないのです。

それでは、複利の場合はどうでしょうか。

複利とは利息が出るたびに「元本+利息=次の元本」として算出されます。

100万を預けて1%の複利だと翌年は101万になり、この101万が元本になります。

その翌年は101万の1%が利息となるので1万100円となります。
 
そして10年後には、110万4622円となり、単利のときより4622円も増えるわけです。

こんな金額すくないじゃないか!と言われる方もいると思いますが、もっと多い金額にてもっと高い金利で運用すれば、かなりの違いが出てくるのです。

不動産の事業でも同じことです。

毎年の管理をしっかり行い、それに見合った賃料をいただき、運営費を減らす。

当たり前のことなのですが、修繕費の項目を作り、必要な修繕を行い、賃料のアップならびに今までの水準を保つことにより出た配当(=キャッシュフロー)なわけです。

預金は、金利で配当が決まりますが、不動産事業は不動産管理士で決まるのではないでしょうか。

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投稿者 飯島 : 2006年03月24日 19:21