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2006年03月14日

「対分譲マンション」不動産コーディネーター 飯 島 誠

当社の管理している物件に入居されている方で新築マンションをご購入された方にお会いしました。

新築マンションの売れ行きが相変わらず好調のようですね。価格の手頃感と低金利が購入意欲を後押ししているのだと思います。

不動産情報サービスのマーキュリーの調べでは、今月の首都圏での供給数は新築マンション260物件、1万4665戸の分譲が予定されているようです。

先月が約1万6000戸でしたから先月比ですとやや足踏み状態とはいえますが、依然、高い水準を保っているとの情報です。

エリアで見ますと東京23区が96物件、5691戸と突出し、横浜・川崎が53物件、3049戸、千葉県が37物件、2714戸と続いているようです。

特に東京23区では、大規模物件と呼ばれる総戸数200戸以上の物件が6物件も予定されており、中には1物件で総戸数が1000戸を超えるメガマンションも含まれているとのことです。

ちなみに、首都圏で総戸数が500戸を超える大型物件も3件あります。
参考までに、パークシティ豊洲(江東区・豊洲駅・総戸数1481戸)・ザコスギタワー(川崎市中原区・武蔵小杉駅・総戸数689戸)・パークシティグランデ新浦安(浦安市・新浦安駅・総戸数550戸)です。

その他には、湾岸エリアでは品川シーサイドレジデンス (423戸)、キャナルファーストタワー (418戸) 、内陸エリアではレイディアントシティ向ヶ丘遊園イタリア街区 (382戸)、ビーサイト(361戸)、ベルディオ三鷹レジデンス (361戸)となっております。

しかし、どこからこれだけの世帯が集まってくるのでしょうか。不思議ですね。

以前は、「買いたいのだけれど、買えないから賃貸に住む!」という賃貸にお住まいの方の意見と言うのは非常に多かったと記憶しております。

しかし、今では「買う必要がない。」とか「気に入った物件がない。」そして「賃貸の方が気が楽。」という賃貸にお住まいの方の意見が、賃貸需要層の中心を構成しているようです。

と言うことは、今後「いつかは分譲マンションを購入する!」と考えている人をを賃貸マンションに留めておくと言うことは非常に難しい問題です。

それでは今後において、分譲マンションに負けないために安定経営を実現するにはどうすればいいのでしょうか?

まず、当然ながら地域の分譲マンションを充分に調査することではないでしょうか。
※価格・間取・設備・支払い条件など。

その次に、それらの分譲マンションとの差別化を明確にすることでしょう。

分譲マンションに勝負を挑んでも仕方がないですから、競合のリスクを軽減するような工夫する必要なのでしょう。

どのようなことかと言えば間取り、たとえば少なくても30㎡以上の1Kや1LDKをつくるとか。
※分譲マンションには1K、1LDKの数が圧倒的に少ないですから単身者向け物件のニーズは、賃貸市場ではこれからも堅調だと予想出来るはずです。

我が国の人口は減っていくのに世帯数はまだ増え続ける、という予想からも、単身世帯の増加傾向が見えてきますので、この世帯をどのように取り組むかなのではないでしょうか。

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投稿者 飯島 : 2006年03月14日 18:52