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2005年09月29日
相続体験記:其の壱 第20話(承諾と借地権売却)
Aさんには、Bさんとの打ち合わせ内容をご報告するとともに、今後の打合せについて私の方で行う旨、了承をいただいた。
Bさんとの打合せは、1回、2回では終わらないだろうと言うことは皆様もお分かりいただけると思います。
「飯島さん、こちらのほうは、隣接地の方のお願いは終了しました。Bさんはどのぐらいで判をいただけますか?」
「そうですね、Bさんの考えは先ほどもお話したとおり私道をもらいたいが、復旧費用などがかかるのでどのようにすればよいか考えがまとまらないよう様子でした。
Bさんの承諾をもらうためには、私道を接している方に持分を移転して、皆さんで万一の場合は復旧費用を負担するようにしなければなりませんよね。
何か後手に回ってしまいましたが、借地の部分を借地権者の方に通知をして購入する気持ちがあるか確かめましょう。Aさんの早く解決したいと言う気持ちは非常に理解できるのですが、ひとつひとつ解決の方向へ向かっています。焦らずにお願いしたいのです。」
「わかりました。急がすと昔いじめたのがぶり返してきますからね。」
「そのとおりです。」
当初の予定であれば、2年間まとめられなかった測量の段取りを取った後、借地権者の方に購入される気持ちがあるのか確認するということで進んでいたが、思わぬ展開になってしまった。
ただ、いつかは、借地権者の方に気持ちを確認しなければならないのである。
ちょうど良い機会と思って、私道に接している方のみではなく、11件全ての方に通知を行うことにした。
借地権者の方には、同一文書にて、通知を送付した。内容は以下のとおりである。
1.相続の経緯および貸主変更の遅延のお詫び。
2.今後の処理について
①貸主の変更をいただきたいこと。
②相続税納付のため、物納および借地権者の方へ売却の意思があること。
③この通知より2週間以内にできる限りお会いしたいこと。
④通知人はAさんにした。
⑤お会いする日には、仲介業者である飯島興産を含め、3者にてお会いすること。
といった文書を送付したのである。
借地権者の方から連絡があるまで少し時間がかかるであろう予想のもと、Bさんとはその間にできる限り、間隔を置かず打ち合わせを行うこととした。
第20話 終わり
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投稿者 飯島 : 2005年09月29日 19:08

